あの人さんの趣味の備忘録

アニメ、栽培、イモリなど、趣味に関しての記事を書いていきます。

風が強く吹いている 22話感想

タイトル的にキングさん回かと思ったら内容は後半のカケルくんが全部持ってった感がありますね。

キングさんの不器用さは共感できますね。プライドが壁を無くすことを許さない、それでも踏み込んだ付き合いをしたい。その内心と外面の乖離には気づいているけれど、それも含めた全てが自分だということ。自分の中の嫌な部分に悩んでたのでしょうね。

人は変わることは出来ますが、そう簡単には変わりません。今まで生きてきた時間の中の経験、その時々の判断や抱いた感情、身に付いた習慣、それら全てがあって今の自分というものを形作っているのですから、その蓄積の方向性を変えるというのは長い時間がかかりますし、180度ガラリと変えるということは難しいことです。

キングさんは嫌な自分でも居て良い場所、居たい場所をアオタケのメンバーの中に見つけたからこそ、走ることを通して、今の自分というものを受け入れることができたのでしょうね。

人は受け入れることで次に進めるのだと思います。好き、嫌い、辛い、楽しいだけだと結論が感情で終わってしまい次に進めません。それを受け入れる、前提と捉えることで、だからどうする、どうだ、という次のステップに進めます。そこで嫌いだから辛いから、止める諦めるというのも区切りを付けたという意味では一歩前進したことになると思います。

キングさんも自分を受け入れたことで、現状から一歩踏み出せたのだと思います。現実では、それで劇的に変わったり急に上手く回り出したりするわけではないですが、それでも少しでも視野が広がることには変わりありません。

だいぶ話が脱線しましたね💧

 

後半はカケルくんのターンでしたね。箱根駅伝という舞台で自由に羽ばたいている、開放感のある清々しいシーンでした。しかし、自由に羽ばたいているからこそ、ちょっとしたことで失墜する不安定さが感じられますね。まぁ、話の流れ的にはこの勢いのままいくのでしょうけど。

しかし、毎度毎度セリフが深いですね。ハイジさんのゴールは人それぞれにある、努力で何でも出来ると思うのは傲慢だ、というのには考えさせられるものがありましたね。

 

次回で最終回ですね。カケルくんのスパートからのラストのハイジさんでの集大成。最後まで楽しみです。